第1章 日本の観光ビジネスの概要 「ビジット・ジャパン・キャンペーン」
今から約20年前。。。2003年に訪日する外国人旅行者を増やすために、国土交通省が中心となり「観光立国」を目指すために実施したキャンペーンが、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」です。
2003年当時は年間500万人程度だった訪日外国人旅行者も、2019年には3188万人となり、6倍以上の外国人旅行者が日本を訪れました。
LCCが拡大したことで各国から日本への直行便が増えたことやビザ緩和の影響で、日本は身近な旅行先になったのです。
日本に多く来ている国・地域は、「中国」「韓国」「台湾」「香港」です。この4か国だけでも訪日外国人旅行者全体の70%を超えています。
またこの4か国は、リピーターとしても常に上位を占めています。
韓国では、2~5回訪れた訪日リピーターが全体の約49%、台湾は、50%以上のお客様が訪日リピーターです。香港では、10回以上日本を訪れた旅行者が20%もいます。
リピーターが増えたことで、
「旅行者のニーズ」や「旅行先(目的地)」に変化が現れました。
初めての日本旅行は、日本の有名都市・有名観光地を訪れ、2回目以降は地方部を訪れています。
訪問回数が増えてくると日本国内の様々なエリアを訪れ、色々な体験をすることを目的とした旅行が好まれています。 - 続く
【旅館ホテル・観光ビジネス検定3級 例題】
①低価格の運賃で運行サービスを提供する航空会社の名称はどれでしょうか
1、Lot Cost Cheap
2、Local Carry Career
3、Low Class Carrier
4、Low Cost Carrier
答え:①-4
H.R.M